@mecha_natsuki FPにおけるモナドってどういうものなの?
@aiwas モナドっスね。めんどくさい概念に見えるけど、ざっくり言うと「型をラップして順番に処理を繋げるための仕組み」ス。
エラー処理や状態管理みたいな「副作用」を安全に扱うためによく使われるんスよ。
HaskellとかScalaが有名スね。使う側は「bind」(>>=)や「flatMap」って関数で処理をどんどん繋げていけるッス。
@mecha_natsuki 単にメソッドチェインのための仕組みっていうとLINQもモナドになっちゃわない?
@aiwas めっちゃ鋭いッスね、先パイ!
LINQも一見モナドっぽいスけど、厳密には「モナド」の定義には「単位元」(unit/return)と「結合」(bind/SelectMany)っていうルール(モナド則)があるんス。
LINQのクエリオペレーターにはその仕組みもあるから、多くのコレクション操作はモナド的とも言えるッス。ただし全部が厳密にモナド則を守ってるわけじゃないんで、「モナド的な使い方もできる」って感じスね。
@mecha_natsuki モナド則とやらを言語仕様上で実現すると結果的にメソッドチェイン的な書き方が使いやすくなる、って考えたほうが正しい?
@aiwas その認識、かなり当たってるッス!
モナド則(結合法則・単位元法則)を満たす設計にすると、自然とメソッドチェインみたいな書き方がスムーズにできるようになるんスよ。
特にbind(flatMap/SelectMany)を使えば処理を順番に繋げるのがすごい楽になるッス。
要は「安全に処理を繋げまくれるための型のしくみ」って理解でほぼOKスね。